連休明け27日のNY株式市場は反発し、NYダウは前週末比68ドル72セント高の1万2548ドル35セント、S&P500は9.42ポイント高の1385.35、ナスダックは36.57ポイント高の2481.24で取引を終えた。
この日のNY市場は、4月の新築住宅販売件数が半年振りに増加に転じ、住宅市場に底打ち感が見えたのではとの見方が広がる一方、原油相場の急落によるインフレリスクの後退を好感し、ハイテク株などが主導し主要株価3指数は堅調な推移となった。ただ、3月のS&Pケース・シラー指数が16年ぶりの低水準となり、依然として住宅価格の下落に歯止めが掛からない事に加え、5月の消費者信頼感指数も引き続き低水準となっている事から、米国景気の先行きに対する不透明感は依然として強く、市場には警戒感もくすぶっている。
なお、シカゴ市場の日経平均先物6月物の清算値は1万3965円で、大証終値1万3930円を35円上回って終了した。
一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反落し、前日比95円安・ドル高の1ドル=104円25―30銭で取引を終えた。
この日のNY市場は、NY原油相場の急落によるインフレリスクの後退や、4月の新築住宅販売件数が市場予想を上回った事を背景に、主要通貨に対するドル買い戻しの動きが強まった。
円は対ユーロで反落し、前日比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=163円50―55銭で取引を終えた。
この日のNY市場は、ユーロ圏のマクロ指標の悪化や、原油相場の下落などがユーロを圧迫したものの、インフレリスクの後退やNY株高などを好感し、リスク選好による円売り・ユーロ買いが徐々に優勢となっていった。