週明け28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前週末比44円50銭高の1万3907円97銭で寄り付いた。
前週末のNY市場は、マイクロソフトの決算が重しとなりハイテク株全般が圧迫された事や、4月の消費者信頼感指数の確報値が下方修正された事などから、昼にかけて軟調に推移していたが、アメリカン・エキスプレスの1−3月期決算が市場予想を上回るなど、金融セクターに好材料が相次いだ事で金融株に買いが集まる一方、原油高を背景にエネルギー株が上昇すると、株価は午後にかけて切り返していった。
週明けの東京市場は、サブプライム問題を背景にした信用リスク不安が徐々に後退しつつあり、市場のセンチメントが改善している事から、日経平均も金融セクターなどを中心に買いが先行して始まった。
大証の日経平均先物6月物も続伸して始まり、前週末比100円高い1万3930円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物6月物は、前週末の清算値と比べ75円高の1万3930円で寄り付いた。なお、前週末のシカゴ市場の日経平均先物6月物の清算値は1万3960円であった。
金融不安が峠を越しつつあるとの見方を背景にNY株が上昇した事を好感し、日経225先物も買いが先行して始まっている。
一方、東京外国為替市場で円は対ドルで反発して始まり、9時時点では前週末の17時時点に比べ8銭円高・ドル安の1ドル=104円62―66銭前後で推移している。
前週末のNY市場は、世界的なインフレの進行に加え、金融不安が最悪期を脱したとの見方を背景に、FRBによって続けられてきた金融緩和政策が、次回FOMCで打ち止めになるとの観測から、主要通貨に対するドル買い戻しの流れが継続した。
週明けの東京市場では、NY市場とほぼ同水準にサヤ寄せして始まった後は、ユーロ円の動きにつられ円売り・ドル買いのが強まっている。
円は対ユーロで続伸して始まった後に下げに転じ、9時時点では前週末の17時時点と比べ25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=163円40―45銭前後で推移している。
前週末のNY市場は、ユーロ圏の景況感に陰りが見え始めた事や、ECB当局者によるユーロ高けん制発言が重石となり、円売り・ユーロ買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、海外市場の流れを引き継いで円買い・ユーロ売りが先行して始まったが、その後ユーロを買い戻す動きが強まり円は下げに転じた。